日本最長の路線バス、八木新宮線。
廃止の噂が絶えないので早く乗ろうと、
妻(一般人)と一緒に乗ってきました。
3歳児を6時間もバスに乗せるのはさすがに無理。
なのでおばあちゃんに息子を預けるなど。
息子が大きくなるまで、この路線が残ってるといいな〜。
旅は大和八木駅からスタート。
噂の新型車両ではなく、ふつーの路線バスが来ました。
全国のバス好きが見たいであろう「新宮まで6時間20分」の表示。
6時間超の運転となる太一さんも頑張れ〜。
あまり撮影向きの席じゃなかったので、
妻と雑談したりネットを見たり昼寝をしたり。
本が読めない以外は18切符の旅と余り変わりません。
十津川温泉で1回目の途中下車をして、
ホテル昴さんでランチ。十津川御膳です。
鮎の塩焼き、こんにゃくの刺身、きのこ鍋、天ぷらなど。
この日食べた鮎は人生で一番美味しかったな〜。
そして湯ノ峰温泉で二度目の下車。
今日はここに泊まります。
まずは噂の「つぼ湯」へ。
世界遺産に登録された公衆温泉です(なんで登録されたんだ?)
入湯まで1時間半待ちです。
30分交代。混浴制なのでいそいそと夫婦で浸かる。
小さい温泉ですが、頑張れば3人くらいで入れそうです。
あと、あばら屋で温泉を囲っただけなので、
冬場は大変辛い思いをすると思います。暖かい時期推奨。
温泉・・・あづまやは湯の峰温泉100%の源泉かけ流しの湯(和歌山県田辺市本宮町湯の峰)
旅館あづまやさんの湯船。
薬効が身体にしみこむ感覚がわかります。
ここのさまし湯は日本一なのではないか。
十津川温泉もつぼ湯も良かったが、レベルが違う。
旅館あづまやの温泉に浸かりに行くだけで、値打ちがあります。
この湯ノ峰温泉は、映ってるエリアの倍くらいのサイズで、
とてもひなびた雰囲気。妻も気に入ったようでした。
翌朝は龍神バスさんで発心門王子へ。
熊野古道を歩きます。
メインは林道や農道ですが、一部このような石畳が混じっています。
とても雰囲気のいいハイキングコース。
下り基調で歴史が或るというだけあって、気持ちよく歩けます。
3時間ちょい歩いて熊野本宮へ。
本宮をお参りしたりサイダーを飲んだり適当に時間を潰して
最後の1時間の行程へ。
新宮に到着しました。
3回に分けて6時間20分のバスを完乗。
飲み物は、五条BC、上野地で補給できるし、
上野地(大観光地です)では食糧補給(アイスとかおにぎりとかも)できるので、
乗車時間の割に気楽に行けました。
(トイレは2カ所でしかできないので、やはり要注意でした)
沿線には魅力的な温泉がたくさんありますし、
谷瀬の吊り橋や熊野本宮そして熊野古道と観光資源も豊富です。
是非とも、途中下車をしまくって、楽しい旅にして欲しいです。
(おまけ)
(一部で有名な)パンダシート。
昔はくろしおに乗ってました。今は新宮駅で撮影スポットになってます。
関西のノリを感じる注意書き。
パンダをいじめる人がそんなに多いのか…
おしまい。