友達を紹介します、といえば、一番気を遣うのは
「紹介する側」「される側」の相性。
妙な人を紹介すると自分の信用は下がるし、なかなか難しい。
本の紹介も同じで、紹介する本そのもののクオリティに加え、
その本が「紹介される側」にマッチするかが問題になります。
以前、書評ブログというジャンルに挑戦していたのですが、
自分がビジネス書村の人間でないのに、生粋のビジネス書好きの人に
本を紹介するという妙な状態にあった。通りで大変だった訳だ。
書評ブロガーの中で人気のある著者さんの本。
実用書の出版セミナー(10万以上する)の内容を書籍化したので、
出版企画を考える人には参考になる。
この著者さんが結構くせ者で、
本の併読で得た知識をそのまま本にまとめるという
「二次情報」のみからなる本を書く方です。
書評ブロガーで水野さんにはまった人には、
一次情報(ある本を読む)より二次情報(その本の書評だけを読む)に
拘泥してしまって、耳学問になってしまってる人がたくさんいた。
他人の感想だけを収集してどうする。